
里山の歴史をつなぐ


神崎町は、利根川の豊かな流れと発酵の文化に育まれてきた、北総の「発酵の里」を象徴するまちです。古くから水運と醸造の要衝として発展し、良質な水と米、そして職人の手仕事が重なり合いながら、独自の食と信仰の文化を形成してきました。
田園と静かな山並みに抱かれた毛成(けなり)地区の一角に流れる時間は、まさに美を醸す時間。季節ごとに表情を変える里山の風景と、土と共に生きる人々の営みが、神崎という土地の持つ生命力と歳月の積み重ねを今に伝えています。
発酵の里としてその水資源を活用した醸造文化(酒 味噌 醤油)などの魅力を楽しみながら、自然と調和し、心と体のため、晴耕雨読、美を醸す時間と生活を体験いただけます。
美を醸す発酵の里「神崎町」
History of TSUBAKI-HOUSE
椿HOUSEの成り立ち
歴史のはじまり
椿HOUSEの誕生は約50年前。昭和時代、もともとこの毛成(けなり)地区のご出身の方が、都会での勤務を終えて、定年後にふるさとに住みたいと田んぼを埋めて建てたのがはじまり。
この地は古くは室町時代からこの地区があったと郷土歴史書「利根川図誌」に毛成地区の名前が出ており、当時のこの地は出城の守護と農業を営んでおり、今でも椿HOUSEの周辺には水田風景が残っています。

椿HOUSE周辺に点在する寺社仏閣は、この地の歴史を感じさせます。ここにはかつての城郭守護や村の安寧を願った人々の「祈りの跡」です。出城の守護に紐づく八幡神社や水の恵みに携わる宇賀神社・金毘羅神社などがあります。


ここで紡がれた時間
ここで住まれていた前家主の夫婦お二人は、農家を営んでいた実家のお手伝いをしながら、里山を漫ろ歩くようにのんびりと過ごしていたそうです。
前家主さまのように椿HOUSEでは、里山を散策したり、ありのままにのんびりと過ごすような、何もしない贅沢な時間をお楽しみください。

椿HOUSEの敷地には、今でも水田が残っており、毎年地域のひとたちと一緒にお米を作っております。
丁寧に育てた美味しいお米が心や体の美しさを引き出してほしいという思いを込めて「美人米」として販売しています。
空家となった空白の5年間
長らく歴史を刻んだこの家も、2010年頃にはこの家を引き継いで住まう人がいなくなってしまい、5年ほど主人のいない空き家になってしまっていました。
2015年、同じく毛成地区出身の現家主である茶室建築家の椿邦司との出会いが、この家の新たな歴史の一歩となりました。

5年間空き家となってしまっていましたが、非常に綺麗な状態が保たれていました。これだけ綺麗な状態でしたので、最小限の補修で十分に再生が可能でした。


新たな歴史の始まり
建築家でもある現家主の椿邦司にとって、地元毛成地区の空き家になってしまっていたこの古民家は、部材や造りも非常に魅力的でありのままに残すべきだと考え、この家を受け継ぎました。
受け継いだ時から状態も非常に良く、出来るだけそのままで水まわりの小規模な補修のみで再生しました。
そして2015年9月5日に古民家サロン「椿HOUSE」として、新たな活動の一歩を踏み出しました。

古民家再生にあたり、補修は必要最低限の水まわりのみにとどめており、家具などは前家主のものをそのまま使っています。
特に応接室のソファは前家主が愛用していたと聞いており、現在の椿HOUSEでもこだわりとして使用しています。

Access
アクセス











