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観光トイレの由来「雪隠」のご紹介
千葉県観光トイレ整備スピードアップ事業
令和四年四月吉日
椿HOUSE 亭主
「雪隠」とは「トイレ」の意味で、その語源は禅寺にあります。
禅寺では「東司」「西浄」という言葉で「厠」(便所)を表現します。
僧侶たちは人間界から西方十万億の仏土を隔ててある極楽浄土、すなわち「西方浄土」を目指して修行を重ねます。
この修行の場を「西浄」(せいじょう・せいちん 雪隠の語源)といい、その入り口として「東司」があり、トイレの表現として用いられるようになったと言われています。
茶の湯においては、外露地の下腹雪隠(実際に使える)、内露地の砂雪隠(飾りで使わない)など、亭主のおもてなしの極みとされています。
日本 では昔からトイレをいわば「雪隠文化」として楽しんできました。
椿HOUSEの観光トイレも風流な雪隠文化を思い、発酵の里こうざきの里山を愛でながら、粋にご堪能ください。
椿HOUSEは五年間空き家だった古民家を再生して二〇一五年にオープンしました。空き家対策のモデルとして、日本の原風景を次世代へ繋ぐため里山再生、日本文化発信を主軸に地域創生活動の拠点として内外の多くの方々にご利用いただき、皆が椿HOUSEファミリーの一員として活動しております。
椿HOUSEの観光トイレ「雪隠」
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