Event
交わる
その昔、日本の文化や風習は、家庭で親から子へ孫へと伝えられてきました。
また、地方の農家では自家用の畑が家の裏庭にあり、自分たちの食べるものは自分たちで賄っていました。
しかし、現在では都市化が進み、様々な事情で、文化の伝承がうまくいかないケースや、畑で土を触り、作物を育てる経験の無いケースが多くなってしまいました。
そこで椿HOUSEでは、これらの「原体験」を改めて提供していきたいと考えています。
茶の湯から、文楽・日本舞踏、はたまた忍者に来て頂いたり、茶道家椿邦司だからこそ提供できる、日本の文化や風習を体験する機会を作り出しています。
餅つきからはじまり、ひな祭り、端午の節句。農作業体験から新嘗祭まで、日本人の心や美しさ、所作を伝えていきます。
文
楽
人形浄瑠璃文楽とは、日本を代表する伝統芸能の一つです。
人形1体を3人の人形遣いが操り、微妙な動きはもちろん心情までも表現し、生身の人間以上に感情に訴えかける人形劇です。
世界でも類を見ない文化で、ユネスコの世界無形文化遺産にも登録されています。
椿HOUSEでは、この文楽を体験するイベントを開催しています。写真は人形師桐竹勘次郎さんをお呼びしてのイベントです。
お
茶会
千利休から400年以上、日本文化の象徴ともいえるのが茶道です。
露地(庭園)をととのえ客を迎え、茶室の中に、掛物や水指・茶碗・釜などを用意して、 客をもてなす。
これらはすべて日本の風土が育んできた文化であり、「日本的な美の世界」だということができます。
そして亭主と客の間に通う人間的なぬくもりが重要な要素となります。 それを「和敬清寂」の精神といいます。
茶道家でもある椿邦司がご案内するお茶会イベントです。
忍
者
何事にも耐え忍び、人間の気質や自然環境、社会環境などを
掌握する忍者・忍術。そこには過去・現在・未来を通して困難を生き抜くための技が凝縮されています。
多分野からの研究により、現代社会を生きるために必要な能
力、人や自然との交わり方など忍者の知恵を学び、現代社会
や未来へいかす知恵が多いことがわかってきています。
アニメや時代劇からだけではわからない、忍者の技術に驚かれるはずです。
し
め縄づくり
お正月になんとなく玄関にかざる注連縄(しめ縄)。
その作られ方はもちろん、その意味はご存じですか?
そもそもお正月は、「年神様(としがみさま)」と言われる豊作や健康をもたらす神様を家庭に迎える特別な日。
そんな神様を家に迎え入れ、たくさんの幸せを授けてもらうために、お正月行事のひとつとして生まれた習わしです。
自宅に飾るのは、お迎えするのに相応しい神聖な場所であると年神様に示すためなんです。
お
座敷遊び
宴席に華を添える舞妓さん・芸妓さん。宴席においで頂きお座敷遊び・・、というのは聞いたことある方が多いかと思いますが、実際に体験された方は少なく、ミステリアスでディープな世界の印象です。
花街のお茶屋(料亭)を中心に江戸時代から続くこの日本独特の宴席の楽しみ方も、日本の「粋」や「おもてなし」の心を表現する重要な文化・風習です。
田
植え
2015年から毎年春に「田植え」を体験するイベントを開催。「発酵の里」神崎町で古くから稲作に取り組む農家の方のご指導の下、子供から大人までみんなで稲苗を植えこみます。
代掻きされた水田に、苗を一つ一つ丁寧に手で植えていきます。決して効率的ではありませんが、作業の大変さを理解/体感し、お米のありがたみを改めて知るきっかけになります。
味
噌づくり
味噌󠄀は、1300 年以上にわたり日本人の食生活の中で育まれ、発展してきました。日本全国それぞれの地域で、原料事情、気候風土、食習慣や嗜好に合わせ、またそれぞれの家庭のオリジナルを追加して作られています。
今では家庭で作られることが少なくなった味噌ですが、椿HOUSEの米こうじを合わせ、日本の伝統食作りを体験できます。
稲
刈り
椿HOUSEのメンバーが手塩にかけて育てたお米も秋には収穫の時期を迎えます。
たわわに実った稲穂が椿HOUSEの水田を黄金色に染め上げる、美しい日本の原風景を見ることができます。
収穫作業も田植えと同じように、多くの方にお集り頂く一大イベントです。
餅
つき
11月の下旬には新嘗祭を迎えます。天皇陛下がその年に収穫された新穀などを宮中に供えます。同じ日に全国の神社でも行われ、大地の恵みに感謝します。
椿HOUSEでは、この日にあわせて、収穫に感謝して「餅つき」を行います。
田植えから、暑い夏を乗り切ってたわわに実ったお米に感謝しつつ、つきたての美味しい御餅をほおばります。
山
菜・たけのこ狩り
椿HOUSEのある毛成集落は里山に囲まれる自然豊かなエリア。水田の仕事体験の後は、里山に入り、ふきなどの山菜取りや竹林でのたけのこ狩りなど、その季節の里山の恵みを体験頂けます。
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